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新学期、この痛みには要注意!
  〜シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)の病態と発生因子〜  − Vol.10 −

 新学期、新しい学校や新しい学年になり部活動などにも一層の気合が入るときでもあります。この時期、運動量の変化や受験などで落ちた体力から、痛みなどの障害を引き起こすこともよくあります。今回はその中のひとつ、シンスプリントについてお話いたします。

 
シンスプリントとは脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、運動時および運動後に下腿中下1/3部の脛骨内側後縁に痛みを訴えるスポーツ障害です。ランニングやジャンプなどの運動によって起こることが多く、慢性的な疼痛と圧痛が主な症状として現れます。

 その病態は、
後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋・ヒラメ筋の脛骨起始部に繰り返し加えられたストレスによる骨膜の炎症反応であるといわれています。また非常によく似た症状を呈する障害として脛骨の疲労骨折があり、注意深い鑑別が必要となります。

ヒラメ筋


シンスプリントおよび疲労骨折の疼痛部位
シンスプリントおよび疲労骨折の疼痛部位

≪一般的な症状≫

 ・脛骨内側後縁の慢性的な疼痛および圧痛
 ・歩行、走行時の着地や蹴り出す際の響くような痛み
 ・患部に腫脹や凹凸を触れることもある
 ・足趾や足関節を底屈(屈曲)、背屈(伸展)させることにより誘発される痛み
  (特に底屈時)

 ランニングやジャンプによる衝撃の吸収や、力の伝達と重心移動を行うときに足部を安定させるために機能する後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋・ヒラメ筋は、着地の際に牽引され荷重ストレスを受けます。特に足部アーチの支持に関与する後脛骨筋や足関節底屈筋であるヒラメ筋は、荷重時に筋の伸張性収縮を余儀なくされ、結果的に筋の起始部に炎症を引き起こすようなストレスを繰り返すことになります。


≪発生因子≫

 スポーツ障害に限らず痛みが発生する要因として、個人の身体的特性などの
内在因子、運動量や運動の内容などの使用因子、使用する用具や広義の環境が含まれる環境因子の3つの因子に分けられます。これらの要因が重なることで痛みなどの様々な症状が引き起こされるといわれています。

シンスプリントに関していえば、内在因子(身体的特性)として

 ・距骨下関節の回内度が大きい回内足
 ・足部アーチの低下が著しい偏平足

などがあります。使用因子(運動量や運動内容)としては、

 ・トラックシーズンやロードシーズンなど新メニュー導入期のトレーニング変化
 ・つま先が外を向いた状態(トゥ−アウト)のランニングフォームなど

また環境因子(用具や環境条件)として、

 ・硬い路面やアップダウンの激しい道路でのランニング
 ・消耗が激しいシューズやサイズが合っていないシューズなどが考えられます。


≪典型的な発症例のパターン≫


入学したての新入生
病み上がり
オフ・試験明け
体重増加
筋力低下
柔軟性低下



トレーニングの急激な増加
硬い路面への変更
急カーブでのコーナー走
ジャンプ動作の反復



扁平足、回内足、脛骨内反



シューズの磨耗、薄いシューズ




身体の変化




環境の変化




身体的特性


用具


 上記のようにいくつかの要因が重なり、痛みなどの症状を発症することになります。


≪治療上のポイントとセルフケア≫

1、
局所の安静
 疼痛が強い重症例では、痛みの原因となっているスポーツ活動を一時的に中断し、患部にかかる負荷を制限します。発症に直接影響を及ぼした運動内容だけではなく、ランニング・ジャンプに関連した動作であれば患部にストレスをかける可能性もあるため、関連動作をチェックして痛みの程度に応じて運動制限のアドバイスを行います。

 痛みの程度に応じて、水中ランニングやエアロバイクなどの荷重制限トレーニングから始め、徐々にウォーキング、ジョギング、ジャンプ動作へと移行していきます。目安として、その場片足跳びでチェックして痛みが無くなったら、早歩きから軽いジョギングで様子を見てジョギングを開始していきます。


2、
炎症症状の軽減
 腫れや熱感などの炎症症状が起こっている場合や運動後などは冷却(アイスマッサージ等)を行い炎症症状を軽減させるようにしましょう。アイスマッサージは紙コップに水を入れ凍らせたものを用意し、紙コップを剥がしながら使用すると手軽に行えます。


3、理学療法による効果
 整骨院などの施設内で行う物理療法として、
低周波・SSP電気鍼・超音波下肢浴・微弱電流治療器・レーザー治療器などがよく使われます。これらの物療機器の効果としては、消炎鎮痛効果・血流改善効果などがあります。

 低周波治療器を例にとっていいますと、50〜125Hzの周波数では、主にゲートコントロール作用により鎮痛効果が現れます。この効果は即効性があり通電直後から起こりますが、持続的ではなく通電を止めると短時間で痛みが戻ってくることが多いといわれています。これに対し1〜7Hzを中心とした低頻度の周波数では、脳内エンドロフィン分泌が促進されるため、効果の発現は比較的遅いが持続性のある除痛作用が期待できます。また筋緊張の改善・血流量の増加も認められ、障害部位の回復を促進します。

 微弱電流治療器の場合、非常に弱い電流のためほとんど刺激はありませんが、細胞レベルで組織の修復を行うことができ、急性・慢性を問わず様々な症状に対応できます。

 その他、手技療法などにより疲労の回復・柔軟性の改善、骨格・関節の調整を行うことにより運動機能を高め身体全体のリコンディショニングを行います。

 当院での治療例はこちら 
BE療法治療例


4、
セルフケアについて
 適切な治療と共に重要な事として、正しいセルフケアがあります。注目すべき点に着地時の衝撃緩和能力に関連する筋群(とくに
足関節底・背屈筋、大腿四頭筋)があげられますが、これらの筋の機能が低下したり足関節の可動制限があると、着地衝撃の緩和に支障をきたし痛みの原因となることが知られています。運動前の十分なウォーミングアップ、運動前後・入浴後のストレッチなどにより柔軟性を確保しましょう。

 運動直後にはアイスマッサージやクールダウンとして水泳も効果的です。水中でのバタ足により下腿三頭筋の緊張が取れやすくなります。痛みの改善程度にあわせ、チューブやカーフレイズ(踵上げ)、タオルギャザーなどによる筋力アップを行い、再発防止に努めることも必要です。


≪その他の注意点≫

 ・適切な路面の選択
 ・適切なシューズの選択
 ・足底板の処方
 ・テーピング などがあります。


ランニング写真
≪患部外トレーニング≫

 また患部の安静を図っている期間においても、他の運動機能が低下しないように患部外トレーニングも必要になってきます。とくに体重支持に重要な役割を果たす
大腿四頭筋の筋力強化や柔軟性向上、あるいは体幹筋力の強化は各種目に共通して不可欠な要素です。また、陸上競技やサッカーなどのように、ランニングが主体となる競技で、とくに心肺機能や筋持久力の維持が必要な場合では、水中に浮いた状態でのランニング(アクアラン)が効果的なトレーニングとなります。

 スポーツ選手の多くは身体活動量の低下に対する不安感があり、練習を休むこと、競技の戦列から離れることに対してマイナスのイメージを持つことが多く、そのような場合は患部に負担のかからない患部外トレーニングを工夫し、精神的な充足感をサポートする必要もあります。

 スポーツ選手の心理的な側面をも理解した配慮が、治療効果を高める結果となることも多いのです。

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参考図書
新版 スポーツ外傷・障害の理学診断・理学療法ガイド
編集:臨床スポーツ医学編集委員会
文光堂
スポーツマッサージ―イラストと動画で読み解く機能解剖と手技の実際
監修:福林 徹 編集:溝口秀雪
文光堂
ファシリテート・ストレッチング―やさしいPNFストレッチング
Robert E.McAtee/Jeff Charland・共著 兵庫大学・健康科学部教授 魚住廣信・訳

医道の日本社



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