小野整骨院での治療を希望されている方へ

　自賠責保険（任意保険との一括）を使用して治療を受けられる場合は、窓口負担がなく治療ごとのお支払いはありません。

　被害者請求で治療を受ける場合でも、病院や診療所・クリニック等では治療ごとに全額自費負担で支払いますが、当院では窓口負担なく治療を受けることができます。

　また、被害者請求する際の手続きや書類作成等についてのご相談やアドバイスも行っています。
 

　医師の診察およびレントゲン・MRIなどの検査につきましては、公益社団法人埼玉県柔道整復師会顧問医をはじめ川口市立医療センター、川口工業総合病院など、必要に応じて専門の医療機関をご紹介しています。
 

　人身事故の取り扱いにするためには、所轄の警察署へ診断書を提出する必要があります。診断書が必要な場合はお書きいたしますので、お申し出ください。
 

　治療費の請求など保険会社との連絡は、当院で行いますのでご安心ください。
 

　鍼治療を希望されている場合は予約制にて行っています。鍼治療に関しても自賠責保険にて対応できますので、ご希望の方はお申し出ください。

　通常の交通事故診療は、特別な理由がない限り健康保険は使わず労災保険に準拠した自由診療という協定がありますが、被害者の過失が100％あるいはそれに近い場合や、加害者が不詳（ひき逃げ・当て逃げ）だったり支払い能力がない場合（無保険）には、健康保険を使用する場合もあります。

　この場合は政府の保障事業が受けられますが、この制度は自賠法で定められている自動車事故被害者のための最後の救済手段であるため、被害者が使える社会保険などを使ってもなお不足する場合にのみ適用されます。したがって医療費についても健康保険の給付を受けることができる範囲については、補てんの対象となりません。しかし、医療費の一部負担金と入院時食事療養の標準負担額、及び慰謝料、休業損害については、限度額の120万円の範囲内で給付の対象となります。

　また、健康保険を使用する際には健康保険組合など保険者に対し『第三者による傷病届け』を提出する必要があります。

※健康保険での診療を行う場合は、鍼治療など健康保険の対象とならないものについては自費となります。
 

　交通事故のように、他人に要因があるケガを『第三者行為によるケガ』と言い、そのケガや病気に要する費用は本来加害者が賠償するべきものです。

　『第三者による傷病届け』を受けた場合、健康保険法では第三者の後遺によるケガや病気については、『被保険者（被扶養者も含む）に代わって健保組合がその請求権を取得する』と定めています。健保組合はかかった医療費などを被保険者『被害者』に代わって加害者に請求することになります。

　また、健康保険法では『健保組合に届け出がなく、被害者と加害者が示談でその治療費を受け取った場合には、保険給付を行わなくても良い（免責）』と定めていますので、届け出なく示談したときにはかかった医療費を被害者に請求することになります。健康保険組合への連絡と届け出（第三者による傷病届け）を怠ると治療費全額を被害者が負担することになる場合もあるので十分注意が必要です。

　事故の状況によっては、業務災害や通勤災害など労災保険が適用されるケースもありますので、会社への報告と相談が必要です。業務中や通勤途中の事故の場合は自賠責保険等を使わずに治療する場合でも健康保険を使うことはできません。

『交通事故は初めてで、どこで治療していいのかわからない』『今の病院では薬の処方だけで、回復している感じがしない』『交通事故の手続きや書類の書き方などがわからない』など、交通事故によるケガや痛みでお悩みの方、どのような些細なことでも結構です。皆様の不安の解消に少しでも役に立てればと思っておりますので、まずは小野整骨院 交通事故専門外来にご相談ください。