川口市:むち打ち等の交通事故・痛みの治療なら
痛みの治療 小野整骨院
〒334-0054 埼玉県川口市安行北谷595-7
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甲子園では炎天下の中、高校球児が熱い戦いを繰り広げています。小・中学生の野球少年たちも未来の活躍を想いながら練習に励んでいることでしょう。しかし、成長期の子供にとって未完成の骨格で体力以上の練習を繰り返すことは、様々な痛みや障害を引き起こし、結果として競技の妨げになることも少なくありません。少年野球の選手を対象とした調査でも、47.2%が肘の痛みの既往歴があるとの結果が出ています。
野球によるスポーツ障害は、繰り返す投球動作に伴う肩・肘関節の障害、腰の障害、スライディング時等の接触による下肢の外傷が特徴的ですが、その中でも今回は投球動作による障害、特に軟部組織だけではなく骨・軟骨にも影響が大きい、いわゆる野球肘についてお話します。
野球肘は主に内側・外側・後方の3型に分類されます。投球動作のうち特に加速期には、肘関節内側の腱・靭帯は引き伸ばされ、外側の関節面には圧迫と回旋が加わります。また、フォロースルー期においては急激に肘が伸展し、肘頭部と肘頭窩が衝突します。このような非生理的なストレスが繰り返されることにより、肘関節の構成体(関節軟骨、靭帯、筋腱、神経など)に障害が発生します。内側では、屈筋腱付着部の炎症や靭帯損傷、外側では上腕小頭・橈骨頭障害、後方では肘頭部での障害が多く見られます。
一般に骨・軟骨が力学的に脆弱な時期(11~13歳頃)では、骨性安定性が大きい肘関節の骨・軟骨にストレスが加わり、障害が生じやすいため、上腕小頭障害や内側上顆の離開などの野球肘が発生しやすいとされています。一方成人では、骨・軟骨は力学的に強くなり、腱・靭帯の付着部をはじめとする軟部組織の損傷が中心となります。成長期に生じた障害による遊離体や、変形性関節症といった二次的な障害を合併することもあります。
治療の原則としては、まずその病態を投球のメカニズムを含めて正確に把握し、治療の計画を立てることが重要です。痛み以外の症状としては、関節の可動域制限に注目することも大事です。関節の可動域制限は関節軟骨の障害によるものが多くありますので、可動域制限が見られる場合は投球の完全中止が必要になります。
痛みが出て間もない初期の段階や比較的早い進行期では、投球の完全中止により形態的にも機能的にも完全に修復することが多いのですが、投球を続行した場合や発見が遅れた例では、遊離体の摘出や離断骨片の固定など、手術が必要になる場合もあります。
いずれも保存的治療が第一選択肢ですが、理学療法で症状の改善が見られない場合や、関節内に骨の遊離体がある場合などは手術適応となることが多くなります。初期治療が大切ですので、肘に痛みを訴えた場合は早期に医療機関を受診するよう指導してください。
また練習上の注意ですが、野球は〝投″だけではなく〝走″〝攻″もあるため、障害がどの程度の悪影響をもたらすのかを判断し、肘の安静期間に、打撃・守備・ベースランニング等を指導するなど、練習メニューの工夫も必要です。障害の程度によってはポジションの変更などを考慮することもあるため、まずはそうk実の治療と十分な安静、また手術に至らぬよう、しっかりとした経過観察が大切です。
当院での治療例はこちら ≫BE療法治療例
かずままさんより
本当にびっくりしました!たった2回の通院ですっかり痛みが消えて、あんなに落ち込んでいたのが嘘のようです。
川口のプリンセスさんより
エコーを使っての先生の説明はとてもわかりやすく、丁寧で、感激しました。
〒334-0054
埼玉県川口市安行北谷595-7
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無料駐車場5台分あります。
◆草加駅/安行出羽行きバス停から
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