川口市:むち打ち等の交通事故・痛みの治療なら
痛みの治療 小野整骨院
〒334-0054 埼玉県川口市安行北谷595-7
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肘内障(ちゅうないしょう)という傷病は、一般的にはあまり聞きなれない名前だと思います。しかし、お子さんやお孫さん、またはご自身が子供のころ腕が外れたといった経験がある方は、意外と多いのではないでしょうか。
この子供の腕が外れた状態、これを医学的には肘内障と呼び、小児に特有の肘関節の脱臼とされています。実は私の娘も今までに6回外れており、いわゆる“くせ”になっています。
今回は肘内障について、なぜ小児に特有でくせになりやすいのか、また一度くせになったら一生繰り返すのか、もし肘内障になったらどう対処したらよいのかなどをまとめました。
このページの内容は、
肘内障について、わたくしたち柔道整復師の教科書でもある柔道整復学(理論編)を開いてみますと、『学齢前、とくに2~4歳の小児に特有の障害であり、橈骨輪状靭帯が橈骨頭から逸脱する。肘関節伸展位で前腕を強く引いたときに発生しやすく、小児は急に痛みを訴え、上肢を動かさなくなる。年齢と発生機序および回外運動の制限から判定される。』とあります。
なぜ小児に特有の障害なのかということですが、肘内障の発生メカニズムについては未だ議論の余地は残されているものの、小児の骨格が成人の骨格と比べまだ完全に出来上がっておらず、また靭帯の解剖学的特性から小児に多いといわれています。
前腕を回内(手のひらを下に向けた状態)で手を引っ張られた際に、橈骨輪状靭帯が関節包と共に関節内に嵌入し、その結果、上肢の運動制限と痛みが発生するのです。私の娘の場合も、初回の発生時は私が両手を持ってブラブラと遊ばせているときでした。実際、子供と手をつないで歩いていて不意に引っ張ったときなどに発生することが多く、またご両親などに確認すると以前にも外れたことがあるという子が大勢います。くせになっている子は、寝返りなどで腕が身体の下になり力が加わっただけで外れることもあります。
では、一度くせになったら一生繰り返すのでしょうか?
肘内障は小児に特有とあります。小学校に入る頃には骨格も成長し、また靭帯も広範囲に付着するため、学齢期に達すると肘内障は起こらなくなるといわれています。
しかし、いずれ起こらなくなるとはいえ、外れた本人にとっては苦痛以外の何ものでもありません。もし外れたら、どのように対処したらよいのでしょうか。実はこの肘内障はレントゲンなどの画像検査では確認できません。受傷の状況などを詳しく伺い、症状を確認して判断いたします。肘内障の治療は何よりも速やかな整復が一番です。もちろんこの整復は、私たち柔道整復師(ほねつぎ)の得意技と言ってもよいでしょう。もし『外れた』と思ったら、すぐにお近くの接骨院・整骨院に連絡してください。
かずままさんより
本当にびっくりしました!たった2回の通院ですっかり痛みが消えて、あんなに落ち込んでいたのが嘘のようです。
川口のプリンセスさんより
エコーを使っての先生の説明はとてもわかりやすく、丁寧で、感激しました。
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埼玉県川口市安行北谷595-7
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